久しぶりに祖父の山に行ったら、フジのサヤをたくさん発見。
数ヶ月前まではまだ緑色で採取には早かったのですが、いつの間にか紫っぽく色が変わり、しっかり乾燥して収穫に適した時期になっていました。
そんなわけで、今回はフジの種まき(特にサヤをスムーズに開けるコツ)を紹介!!
フジの種まきをしたいのにサヤが硬すぎて開けられない問題
11月半ばになり、すっかり乾燥したフジのサヤ。
このサヤの中に種が入っています。
「さあ、早速開けて種まきするぞ!」と思った時にまずぶち当たるのが、サヤが硬すぎて開けられない問題。
手で割ろうとしても、硬すぎてびくともしません。
フジのサヤって見た目は結構薄っぺらいですが、とんでもない硬さなんです。
ところが、実はスムーズ(?)サヤを開けるコツがあるので紹介します。
フジのサヤをうまく開けるコツ
まず、手前のサヤのように両端をハサミでカットします。
カットができたら、サヤを起こして継ぎ目っぽく薄く線が入っている側を見つけます。
分かりやすいように一部に点線をつけてみましたが、こんな感じでうっすら継ぎ目っぽい線が入っているのが見えるでしょうか?
この部分にハサミを入れると、線に沿ってスムーズにサヤが開きます。
こんな感じ。
ここまで開いたら、後は手でこじ開けることができます。
ちなみに、反対側(線が入っていない方)はこんな感じ。
こちら側から開けるのは至難の業なので、ぜひ線が入っている側からやってみてください。
ただ、最初ハサミを入れる際はかなり危険なので、怪我をしないように気を付けてくださいね。
素手だと危ないので、軍手は必須です!
昨日サヤを開けている時に一度手が滑りかけてヒヤッとしたので、丈夫な軍手を検索してたら良さげな商品見つけました。
現役防災士が監修している「刃物で切れない魔法の手袋」。
回転刃で20回以上往復させないと切れないらしいです。
かなり良さそうなのでシェア。
災害時などにも活躍しそうなので、1つ購入してみようかなと思ってます。
話逸れましたが、こんな感じでフジのサヤを開けられました。
大量ー!
これを蒔いていきます。
フジの種まきをする
フジの種まき時期についてネットで調べると、1~3月とか3~7月とか、時期に幅があって戸惑うかと思います。
実は前回、3月と6月にフジの種まきをしたところ、どちらも無事発芽させることに成功。
(ブログ用の写真は撮り続けていたものの、バタバタしていて記事にはできずじまいでしたが・・・)
ちなみにこの写真は7月頃撮ったもの。
右の茶色い鉢のフジは、種まきから1ヶ月でこれだけ大きくなりました。(すごい!)
このような経緯もあり、「どのタイミングで植えてもそこそこ発芽するんでは?」という非常にポジティブな考えに至りました。
そこで、今回採取したフジの種を2回に分けて植えてみることに。
第一弾は11月半ば。
写真ではこれだけですが、実際はポリポット8つ分ぐらいに植えました。
残りの種は1月頃植えてみるつもり。
なぜこんなにたくさん植えているかというと、栽培していた二つのフジの苗の内1つが夏の暑さにやられて枯れてしまったからです・・・。(白い鉢の小さい苗がダメになってしまいました)
そのため、今回は多めに植えて多めに育てるつもり。
うまく育ちますように!
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