実家のさくらんぼの実が赤くなり始めた5月。
さくらんぼの枝を使った草木染に挑戦しました。
実はこの2~3日前にはさくらんぼの軸を使った草木染にトライ→失敗していたのですが、枝ならうまくいく予感がしたのです。
結果は成功。
布をピンクに染めることができました。
また、サクランボの軸を使った草木染めに失敗した理由が判明するというおまけつき。

というわけで、今回はさくらんぼの枝で布を染めた話です☆
さくらんぼの枝を使って草木染!布をピンクに染める挑戦

さくらんぼの赤い実を野鳥と取り合う5月上旬@実家。
仕事が忙しく、私の帰省に同行できなかった夫のために、さくらんぼを枝ごと切って持って帰りました。
今回はその枝を使って草木染に挑戦します。
まずは、枝を適当な長さに折って鍋に入れます。

もちろんハサミでカットしても大丈夫ですが、今回私は剪定用ハサミを畑に置いて来てしまったため、手で折るしかなかったのです・・・。
鍋にたっぷりの水を入れ、加熱します。
沸騰を始めたら火を弱めて15~20分ほど沸かし、ボウルに注ぎます。
捨ててしまう1番液。
1番液で使った枝を鍋に戻し、新たに水をたっぷり入れて再び過熱します。
この時、計量スプーンに少しだけ重曹を入れました。(小さじ1/3ぐらい)
1回目と同じように沸騰後火を弱めて15~20分ほど熱します。
できあがった2番液がこちら。

1回目より濃い染液ができました。
1番と2番の染液を並べた比較画像ー!

左側が1番、右側が2番です。
染色には2番目の染液を使います。
では早速染色スタート。
さくらんぼの軸を使った草木染で大失敗したばかりなので、緊張気味に布を浸していきます。

うまくいくかな?
ドキドキ・・・・。
布を染液に浸すと、真っ白だった布がみるみる薄ピンク色に変わっていきました。
おぉーーーー桜染めの時と同じような色になった!
これはうまくいきそうです。
この後塩水で色止めをし、再度染液に10分ほど浸けて染め上げました。
さくらんぼの枝を使った草木染成功!!

今回の草木染め、こんな色に仕上がりました。
キュートなピンク。
こんな色を目指していたので、思わず拍手喝采。(夫も拍手してくれました笑)
そして・・・せっかくなので数日前に失敗した布も再度染めてみることにしました。
この染液ならピンク色に染められる気がする!!
ところがまたもや失敗。
ちょっと暗めの写真ですが、ご覧ください。

手前のベージュっぽいのが2度染色に失敗した布です。

紫外線を浴び続けたカーテンみたいな色になっちゃった。
どうやら染まりにくい素材の布だったようです。
ちなみに家にあった古い布なので、素材等は不明。
綿かなと思っていたのですが、全く違うのかも。
染まりにくい布と、普通の布だとこんなに差がでてしまうんですね。
何度か染色を経験してちょっと調子に乗っていましたが、今後はまた布選びにも力を入れなければ・・・。
失敗草木染の記事はこちら↓
まとめ:さくらんぼの枝を使った草木染成功!(ピンクに染まった)
そんなわけで、5月は2度草木染めを楽しむことができました。
次はいつになるかな。
秋にはクサギの実で草木染めをしてみたいですが、うちの畑にはクサギが植わってないんですよね・・・。今年の秋は草木染ではなく、クサギ栽培に励みたいと思います。
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