秋によく見かける丸くて小さくて黒っぽい臭い虫・・・私の天敵マルカメムシです。
10月11月の2ヶ月間はほぼ丸々、天敵と同居を余儀なくされる私たち夫婦。
殺虫剤等は使わず、部屋に入って来たマルカメムシを追い返すという方法をとっていますが、いつも知らぬ間に同居状態になってしまっています。
ところがなんと今年、マルカメムシを食べる昆虫を発見したのです。
今日はそんなお話。
(前半はマルカメムシに関する愚痴、後半はマルカメムシを食べる昆虫の紹介となっています。お急ぎの場合は、前半部分は軽くスクロールお願いします笑)

来年からはその昆虫を飼育しようかなぁ。(冗談)
今年もマルカメムシが大量発生
コツン!コツン!!
部屋に入りたいマルカメムシが窓に体当たりする音で目覚める朝。
憂鬱な1日の始まりです。
毎年秋になると、近所のクズ畑から大量のマルカメムシがやってきます。
気温が下がると、マルカメムシは越冬場所を求めて近くの住宅に侵入するんだとか。
残念なことに、我が家も越冬場所として認識されているらしく、毎日のように大量のマルカメムシが押し寄せます・・・。

マルカメムシの嫌なところは、ズバリしつこいところ。
指で軽く弾いて追い払っても、またUターンして戻って来るのです。
洗濯物に貼りつくのはもちろんのこと、野菜干しネットもこの通り。

ちなみに、根性のあるマルカメムシはこの干し野菜ネットの網をくぐり抜けて中に入ってくるため、おちおち干し野菜もできません。(まぁ、やってますが)
ウチだけではありません。
職場のタオルもご覧の通り。


気持ち悪ーー!
クズ畑が近くにあると、こんな感じでマルカメムシとの共同生活は避けられません。
と、ここで今シーズンのマルカメムシ関連の出来事を紹介します。
2025年に起こったマルカメムシ事件
・私の寝具にマルカメムシが潜り込む
・寝起きの夫が床にいたマルカメムシを踏み潰す
・お茶の準備中に、急須の茶葉の中にマルカメムシが侵入!!
ショック度が大きかったものだけ挙げたので、「インナーの内側にマルカメムシが入り込んでいるのに気づかず着てしまった」などの些細な(!)被害はスルーしています。
とはいえ、マルカメムシと同居生活2ヶ月目に入ると疲弊してくるもの。(慣れません!)
夫なんて、ある日頭を下に向けて髪をバサバサ振っていたのでどうしたのか尋ねると、「マルカメムシが髪の毛の間に入ったかもしれない!」と訴えてきました。
それから二人で髪の毛をかき分けながらマルカメムシ探しをすることに・・・。

結局気のせいでした。
マルカメムシ疲れってやつですね。
そんな私たちの前に突如現れたのが、カマキリ君でした。
カマキリはマルカメムシを食べる?!
11月後半のこと。
ベランダにカマキリがいるのに気づきました。
虫が来るのは珍しいことではないのですが、何やらアクティブな様子なので近づいてみると・・・
なんとマルカメムシを食べていたのです。
カマキリの捕食画像、撮ってみたので載せておきます。
虫が苦手な方やマルカメムシが好きな方は、ここでUターンお願いします。
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窓越しなので見にくいですが、カマの部分に挟まっている黒い小さな虫がマルカメムシです。
これを口に運びながら器用に食べていました。
この時期、我が家のベランダには大量のマルカメムシがやってくるので、捕食にはもってこいなのかもしれません。
落ち着いた様子で何匹も食べてました。
とはいえ、カマキリが好んでマルカメムシを食べているのかは不明です。
11月後半にもなると他の虫がぐっと減るので、単にマルカメムシ以外食べるものがないのかも。

それはそれで大変。
カマキリはカメムシを食べるらしい
子供のころから虫が当たり前にいる環境で暮らしていましたが、カマキリがマルカメムシを食べているのを見たのは初めて。
珍しいことなのかと思い、調べてみることにしました。
すると、カマキリがカメムシを食べるというのはよくあることとのこと。
マルカメムシに関する情報はあまり見かけなかったのですが、カメムシの一種なのでカマキリからするとやはり捕食の対象なんだろうなと思います。
ちなみに、カメムシの天敵は、カマキリ以外だとムネアカオオクロテントウという外来種のてんとう虫が挙げられるそうです。
まとめ:天敵?!カマキリはマルカメムシを食べる!
今回は、秋になると集団で我が家にやってくるマルカメムシに関する愚痴と、彼らの天敵について書いてみました。
マルカメムシは正直かなり鬱陶しいし、毎年秋が憂鬱になるレベルなのですが、カマキリに食べられている姿を見た時は複雑な気持ちになりました。
生きるって大変。
私も頑張って生きるぞーーー!!と思った出来事でした。

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