2年ぶり(!)に、ヘクソカズラのつるでカゴを編みました。
前回同様、とってもワイルドなカゴになりました!
畑の木に巻きつくヘクソカズラを採取するところからご覧ください。
ヘクソカズラが臭い実をつける時期!
9月に花に関する記事を書いたばかりなのに、もう実をつけて存在感を示しているヘクソカズラ。
あの頃はまだ夏の延長といった雰囲気だったのに、1ヶ月少々で季節が大きく進んだ感じです。
これが、「臭い」と噂のヘクソカズラの実です。
このままの状態だとそこまで臭いは気になりませんが、実をつぶすと確かに嫌な臭いが広がるんですよねー。
臭い液体が手についてしまうと嫌な気分になってしまうので、強くつままないように注意が必要です!
そんなヘクソカズラですが、うちの畑のありとあらゆる木に巻き付いて非常に迷惑です。
特に、ソメイヨシノやサルスベリ、柊やサクランボの木にグルグル巻きつくので取り除くのが大変!
とはいえ、ただ取り除いて捨てるのは悔しいので、カゴにして有効利用しまーす。
今回作るカゴは、夫へのプレゼントにします!
ヘクソカズラのつるを採取する
こんな感じでグルグルに巻きついているヘクソカズラのつるを、丁寧に外していきます。
大変なのが柊に巻き付いているつる。
柊は葉っぱのトゲがクセモノで、思わず「痛っ!」「痛っ!!!!」と声をあげてしまうほど痛いです。針が手に刺さる感じ。
私は横着して素手で頑張りましたが、厚手の軍手をはめて作業した方が良いです、絶対に。
ヘクソカズラのつるは細い上にグルッグルに巻きついているので、時間をかけてもなかなか大量採取とはいかないのが辛いところ。
この日は暗くなるまでつる取りしてました。
ヘクソカズラのつるでカゴを編み始める
夜。
床を傷めないために、ヨガマットの上で作業を始めます。
後で気付いたのですが、編み始めの部分を間違ってました 笑
カゴを編むのは2年ぶりだったため、基本の「キ」がすっ飛んでました。
ミスに気付くこともなく、黙々と編んでいき・・・・
右の写真まで編み進めたところでヘクソカズラのつるを使い切りました。
つるが足りないので、翌日また畑で調達することに。
翌日。
日中から蔓を採りに畑へ。
またまた、手を傷だらけにしながら採取してきました。
自宅に戻り、かご編み再開です!
「臭いと言われている実の部分も使うの?!」と驚かれた方もいるでしょうか。
前回作った時は実の部分は全部取り除きましたが、今回は使ってみることに。
なんとなく可愛いかなと。
臭すぎたり、
乾燥が進んで見た目がイマイチになった場合は取り除く予定・・・。
編み編みタイムは続き・・・
そろそろ端っこを立ち上げようかな、という段階でまたまたつるを使い切ってしまいました。
もう辺りは暗いし、つるの調達は明日で良いかなと思ったのですが、かごの完成を楽しみにしている夫の提案で、またつるを採取しに行くことに。
30分後、無事つるをゲットし帰宅しました。
この後30分ほどでカゴは完成。
最後の部分は、興味津々の夫が手伝ってくれましたよーー。
夫婦合作!
完成!ヘクソカズラのつるで編んだカゴ
完成形はこちらです!
前回同様、鳥の巣のようなワイルドなカゴに仕上がりました~☆
手作りのカゴの完成を心待ちにしていた夫がすぐに柿を入れていました 笑
相変わらず、手作り感満載です。
チャームポイントはこちら。
ヘクソカズラの実!!
秋らしくて気に入ってます。今のところニオイも気にならないし。
制作中は「その実、取り除かないの?」と聞いて来ていた夫も、出来上がりをみて「かわいいね」と言ってくれています。
そのうち自然に落ちていくかもしれませんが、今はこのままにしとくつもり。
次はツルウメモドキのつるでカゴを編みたい
本来なら果樹や花木を傷める厄介者でしかないヘクソカズラですが、こうやってカゴになると可愛いです。
2年前に編んだカゴもまだ現役なので、今回のカゴもきっと活躍してくれることでしょう。
でもね・・・私が本当に編みたいのは、もっと素敵なつるを使ったカゴ。
(屁糞葛なんかじゃなくてね)
例えば、ぶどうとかアケビとか、ツルウメモドキとか。
特に、ウチの畑にはツルウメモドキがあったという話を母から聞き、諦められずにいます。
数年前まではあったけれど、ここ数年は見かけてないらしい。
ツルウメモドキでカゴを編んだら素敵だろうなあ。
もし、祖父の山でツルウメモドキがあったら挿し木で増やしたいけれど、今のところ期待薄です。
来月、祖父の土地に遊びに行くので探してみるつもり。
見つからなかったらネットで買ってしまうかも。
この秋冬は、2年ぶりにカゴ編みたい欲が治まりそうもありません。
2年前に初めて編んだヘクソカズラのカゴはこちら↓
今シーズン最後のヘクソカズラとかずらのカゴはこちら↓
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