「臭い!」「鬱陶しい!」ととにかく評判の悪いつる性植物のヘクソカズラ。
うちの畑でも勝手に生えて勝手に色々な植物に巻きつくので、厄介者として退治の対象になっています。
そんなヘクソカズラですが、花はちょっぴり可愛らしいので紹介したいと思います。
ヘクソカズラの花の時期
画像全体にわーーーっと広がっている小さな白っぽい花。
こちらがヘクソカズラの花です。
花は可愛らしいけれど、これだけ蔓を張り巡らせているんだと思うとゾッとします。
花に寄った画像がこちら。
白っぽい花びら、中心は赤い色で、なんとも可憐です。
この小ささがヘクソカズラのイメージに合わず、良い感じなんですよね。
ヘクソカズラの花が咲く時期は一般的に8月~9月頃。
私の畑では8月後半から目立つようになってきました。
ちなみに、つぼみはこんな感じです。
花が開いていないと、かなり地味目です。
ヘクソカズラの花!つるが既に厄介
ヘクソカズラはつる性植物なのですが、この蔓がとにかく邪魔で。
木などに巻きつかれると本当に厄介。
木が弱ってしまうので、グルグル外す作業を行わなければならないのです。
時間がかかるし、時々枝で手を引っかいたりもするので正直うれしい作業ではありません。
勝手に大量に生えてくるので、数年前の冬にはこの蔓を使ってカゴを編んだこともあるほど。
まだ今の段階ではツルが細く柔らかいのでカゴ編みには向かないのですが、既に厄介者っぷりを発揮しつつあります!
ご覧ください。
我が家のまったく実を付けないお疲れ気味(?)のさくらんぼ様の木にぐるぐる巻きつくヘクソカズラ。ちょっと木のお手入れをサボっている間にこれだけグルグルに巻きつかれていました。
こちらはよもぎ。
よもぎのような細めの植物にも容赦なく巻きつくヘクソカズラ。
この他、桃の木、びわの木、梅の木、ありとあらゆる植物にグルングルンに巻きついていました。
硬くなる前に取り外し、冬になったらまたカゴを編もう。
ちなみに、ここでは「ヘクソカズラ」とカタカナで書いていますが、漢字にするとすごいですよ。
ヘクソカズラの漢字は「屁糞葛」。
臭いが酷いことからこんな残念な名前がついたとのこと。
とはいえ、畑で普通に作業をしている分にはニオイは気になりません。
花や葉っぱ、実の部分をもむと悪臭を放つとのことなので、近々試してみようと思います。
(私はチャレンジャー)
まとめ:ヘクソカズラの花は可愛い
つるの厄介さをメインで書いてしまいましたが、実は薬用効果もあるらしいヘクソカズラ。
民間薬として使われてきたそうです。
しかしながら、「屁糞」という名前がつけられるような臭い植物を使うのはなかなか勇気が要りますね・・・。
私が薬代わりにヘクソカズラを使うことは多分無いだろう。
やっぱりカゴの材料にするのが私には合ってるのかも。
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