スーパーなどで買った市販のいちごの種を取って、ゼロから栽培してみたいと思ったことはありませんか?
私は数年前に「いちごのつぶつぶを植えてみるチャレンジ」に成功して以来、たまにいちごの種を取ってゼロから栽培を楽しんでいます。
いちごを種から栽培したことがない人の中には「いちごの種ってどうやって取るの?」と思う方もいるかもしれないなぁと思い、私流のいちごの種の取り方を紹介します。

至って普通の取り方なので拍子抜けするかも・・・
市販のいちごを使っていちご栽培!種の取り方紹介!

ハイ、こちら一般的ないちごの画像です。
このいちごのつぶつぶを取るとしたら、あなたはどうしますか?
ピンセット等で1粒ずつ取っていくというマメなタイプと、面倒なのでいちごの表面ごと削り取るという横着タイプがいるのではないでしょうか。
ちなみに、私は両方試したことがあります。

というか、最初は横着バージョンばかりでした笑
左の画像はケーキのいちごをの種を使ったら発芽するかどうかの実験(?)をしたときの。
クリームを軽く拭い、いちごの表面を削いで土に埋めました。
(完璧にクリームを取り除けてないのが私らしいですね)

クリーム付きでしたが、無事発芽しました!
右の画像は、ピックやフォークの先を使って一粒ずつつぶつぶを取った時の写真です。
最初の1~2粒は苦戦するかもしれませんが、そのうち慣れて来て一発でつぶつぶを取れるようになります。
どちらの方法でも発芽させられたので、どっちが良いというわけではないと思うのですが、私が最近やっているのは1粒ずつ取る方法。
なぜかというと、いちごの表面を雑に削り取る方法だと、土の表面にカビが生えてくることがあるからです。私が住んでいるところが極端に湿度の高いエリアであることも関係するかもしれませんが、ひどいと育苗ポットの表面がふわふわのカビで真っ白になります。

怖。
でも、いちごのつぶつぶだけを採取し埋めた場合はカビの度合いがマシだったりするので、最近はこの方法ばっかり。
乾燥気味な地域にお住まいの場合は果肉ごと埋めても問題ないかもしれません。
実家で試した時はカビが生えることはなかったので。

実家があるエリアは乾燥気味。
最近発芽したいちごの様子(もちろん市販のいちごから取った種を使用)
2月頃、いちごの種を一粒ずつ取って適当に埋めたら発芽しました。
発芽してから数週間の様子をご覧ください。
3月6日の様子がこちら。

土の中から出て来たばかりで、まだすごくすごく小さいです。
種の状態や環境によっては待てど暮らせど発芽が確認できない時もあるので、小さい芽を発見した時はすごくテンションが上がります。
そして、3月17日にはこんな感じになりました。
双葉が大きくなり、真ん中から新たな葉っぱが・・・!

さらに、右側にも別の芽がでてきました。
1つの育苗ポットに5粒以上は植えたはずなので、「もっと出て来てー!」と願いながら毎日観察していました。
それから1週間経ったいちごの様子がこちら。

左の苗は真ん中の葉っぱが大きく目立つようになりました。いちごらしくなった!
右側の苗も双葉の真ん中に小さな葉っぱが確認できるように。なかなかいい感じです。
さらに、よくよく見ると奥側にひっそりもう1本発芽しているのが見えます。
ひっそりしすぎ&影っぽくなって見にくいので、もう少し寄った写真をどうぞ。

土と育苗ポットの間から生えて来てるのが3つ目のいちごです。
種が落っこちてしまったのか、水やりで流れてしまったのかわかりませんが、変な所から生えてきています 笑
種まきから1ヶ月半ほどは経過しているので、発芽に成功したのは恐らくこの3本のみ。
もう少し大きくなったら畑のいちご栽培スペースに移動させようと思います。
市販のいちごを種から栽培する場合の種の取り方まとめ

今回は、市販のいちごを使って種から栽培する場合の、種の採取の方法について書いてみましたー。
手軽にできるのはいちごの表面を種ごと採取する方法ですが、環境によってはカビが生える可能性もあるので、確実にいきたいならつぶつぶを1つずつ取っていく方法が良いのかな、と思います。
私はフォークやピックを使用しますが、ピンセットを使う人もいるようなので参考までに。
ケーキのいちごを植えた時の体験過去記事はこちら↓
コメント
意外と発芽するものなんですね!
買ってきた果物や野菜から発芽させるの楽しそうだな…。