今年の10月は久しぶりにぎんなん拾いをしました。
強烈な臭いのせいで毎年ひるんでしまうのですが、今年は頑張りました。
トータルで100個分ぐらい洗ったような・・・。
(何日かに分けて洗ったので、記事内の写真では少なく見えますが)
そんなわけで、今回はぎんなんの話題!
ぎんなんの収穫をする
山でイチョウの木を栽培している知人から連絡をもらい、久しぶりのぎんなん拾いに行ってきました。
着いてみると、びっくりするぐらいの量!!
これだけぎんなんだらけだと、踏まないように収穫するのも一苦労。
少しでも踏んでしまうと靴の裏と帰りの車の中がとんでもない臭いになってしまうので、へっぴり腰でぎんなんを拾います。
写真からも強烈な臭いが伝わるでしょうか・・・。
イチョウの木の下ではそれほど臭わなかったのに、拾ってビニールに入れた途端臭さレベルが跳ね上がる気がするのはなぜなのか。
ぎんなんの下処理(ぎんなんの洗い方のコツ)
自宅に持って帰って来たぎんなんの実。
室内で洗うのは気が引けるので、庭の水道で洗います。
ぎんなんの処理の仕方は人それぞれだと思いますが、私がやっている方法を紹介したいと思います。
準備するもの
・ぎんなん
・ゴム手袋
・ボウルなどの容器(ぎんなんと水を入れられるもの)
・マスク(臭い対策)
・新品の歯ブラシ(仕上げの際に必要であれば)
1.マスクとゴム手袋を装着する
2.容器にぎんなんの実と水を入れて、その中で果肉を大まかに剥がしていく
剥がした果肉は、我が家では庭に埋めてます。(埋めてしまうと意外と臭わない)
埋めるスペースがない場合は、
ビニール等に入れていってそのまま生ごみとして捨てると良いかも。
3.全てのぎんなんの果肉が大まかに剥がれたら、両手ですくって水の中で擦り洗いする
時々水を換えながら何度か擦り洗いすると、大部分の果肉が剥がれていきます
4.擦り洗いで取れなかった果肉を丁寧に取り除いていく
妹は新品の歯ブラシを使用するそうです。
良いアイデア!
(私はぎんなんの角部分でこすってました)
5.洗えたら風通しの良い場所でしっかり乾燥させる
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拾ったぎんなんの処理は大体こんな感じです。
洗っている間は臭さとの戦いなので、写真撮る余裕はこれっぽっちもありません・・・。
洗った後はこんな感じ。
この日は寒かったので少々洗い方が雑ですが、これぐらいまで果肉が取れていると乾燥後はそれほど臭くありません。
ちなみに、乾燥させる時はこのようなぎんなん炒り器に入れて外に放置しています。
この中に入れておくと、鳥につつかれることもないし、乾燥したらそのまま炒ることができてすごく便利です。
ぎんなんだけじゃなくて、あられ炒りにも使えますよー。
天気にもよりますが、大体1~2日ほど外に放置するときれいに乾きます。
しっかり乾きました。
もう臭くなーい。
処理を終えたぎんなんを入れて茶碗蒸しを作った
今回のぎんなんの一部は茶碗蒸しに。
餅、海老、鶏肉が完全に沈んでしまい、寂しい仕上がりとなりましたが、味はなかなかいい感じでした。寒い夜だったこともあり、母と「美味しいーー!あったまる!!」とテンション高めに食べました。
次はかき揚げにしよう。
まとめ:ぎんなんと戯れた10月後半
今年は久しぶりにぎんなん拾いを楽しみ、秋の思い出になりました。
鼻が曲がりそうになるほどの強烈な臭いと戦った洗浄パートも、大変さが分かってよかったです。
(これまでは母や祖母が洗ってくれていた)
また、洗っている間に殻にヒビが入ってしまったものは、土に植えてみることにしました。
ひび割れたついでに、発芽しやすいようにいくつか殻を剥いてみましたが、余計なお世話だったかな。
無事発芽したら、またここで報告しまーす。
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