梅干しや梅シロップを仕込みながら、ふと「種を植えたら発芽するのかな?」と思ったことはありませんか?
結論から言うと、未加工の梅の実であれば発芽させることは可能です。
うちには梅の木が何本かあり、毎年収穫しきれない実が地面に落ちるのですが、いくつかは翌春に発芽します。

もちろん普通に植えても発芽します!
今日は、昨年落ちた梅の実から発芽した梅の苗を救出したので、画像とともに紹介します。
毎年梅の木からたくさんの実が落ちる6月

うちの畑には梅の木が数本あります。(画像は小梅エリア)
そのため6月は毎年大忙し。
数日ごとの収穫、連日の梅仕事は結構大変で、深夜まで梅と向き合っていることも珍しくありません。

休日の梅仕事は至福の時間ですが、平日は苦行だと思うこともしばしば 汗
それでも、収穫が追いつかないとこんなふうに実が地面に落ちてしまいます。

梅の収穫時期はちょうど梅雨時なのもあり、全部を無駄なく収穫するのは難しいんですよね・・・。
そんなわけで、地面に落ちて傷んでしまった梅の実が、約10ヶ月後に発芽するというのはよくあることです。
地面に落ちた梅から発芽!(4月)

こちら、今日たまたま発見した梅の苗。
昨年に実を落とした梅から発芽したようです。
通り道なので救出することにしました。
スコップを土に差し込み、えいっ!

なんとなく根っこの一部が切れてしまった感触がありましたが(!)、とりあえず無事に梅の苗を取り出すことができましたー。
根っこ付近を見てみると、まだ種に包まれていることがわかります。
(かなり黒くなってますが)
よく見ると種が真っ二つに割れているので、指でそーっと開いてみると・・・

梅干しの種の中にある仁(胚ともいう)がしっかり見えました。

梅の種の中身ってアーモンドっぽい形だよね。
では、梅の仁部分に寄った画像をどうぞー。

こんな感じ。
なんか、逞しさを感じますね。
植物の生命力にはいつも驚かされます。
地面に落ちた実から発芽した梅の苗を鉢植えにする

救出した梅の苗を適当な植木鉢に植えます。
しっかり根を張れるように深めのものを選びました。
もう少し大きくなったら祖父の山に地植えするつもり。

基本的に、救出した梅の苗は祖父の山に移動させてます。
将来こちらの梅の木がダメになった時の保険として。
落ちた実(種)から発芽した先輩梅と鳥

こちら、落ちた梅の種から発芽した先輩梅 です。(冬の画像なので葉っぱ無し)
発芽して2年ぐらいかな。
バタバタしていた時期で発芽後しばらく気付かなかったため、祖父の土地に移動することなくうちの畑で定住となりました。
昨冬は、野鳥(モズ)のモー君が毎日畑にやって来ていたのですが、
彼が気に入っていたのがこの梅の枝でした。
まだまだ幼木なのでモー君が乗ると枝が折れそうでしたが、その不安定さが良かったのか?
私がその辺りで作業している時はかならずこの梅の枝で過ごしていました。
今は子育て時期で山に移動しているモー君ですが、秋頃に戻って来るころには梅も成長してるんだろうな。
梅の種をうまく発芽させるには

ここまでは、収穫しきれず落ちてしまった梅の実の発芽について紹介しましたが、もちろん市販の梅でも発芽させることは可能です。
種まきの方法は凄くシンプル。
梅の果肉を取り除き、土に植えるのみ!!
おすすめは黄色くなった完熟梅を使うこと。
完熟梅は柔らかくなっているので果肉を取り除きやすいからです。
後は土に植えるだけですが、発芽率を上げるには適度に水やりをし、種を完全に乾燥させないことが大事。多くの場合は植木鉢に種まきすると思うのですが、植木鉢は特に乾燥しがちなので注意が必要です。

私たちの畑でも、地面や保水性の高い大きめの鉢に落ちた梅から発芽することが多いです。
ちなみに、保水性が高いのは、小粒の赤玉土!
まとめ:梅の種を植えて発芽させよう!!
今回は、「梅の種を植えたら発芽するか?」というテーマで書いてみました。
私の経験上、梅の種の発芽率はそこそこ高いのではないかと思います。
ただ落ちただけの(土に埋めたわけではない)実から毎年いくつか発芽しているので。
そういえば、実家でも梅干し作りの際に既に傷んでいた梅の実を裏庭のコンポストエリアに捨てたら、発芽してどんどん成長するということがありました。
(可愛い花も咲かせていました)
梅を種から育ててみたい方はぜひお試しを。

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